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第48回PT 午前31~40

第48回PT

第48回理学療法過去問題

48-A-31 熱傷の部位と起こりやすい拘縮を予防する肢位の組合せで適切でないのはどれか。

1.前頸部———頸椎伸展

2.前胸部———肩関節外転

3.肘窩部———前腕回内

4.膝窩部———膝関節伸展

5.下腿後面——足関節背屈

 

正答 3

熱傷部位を伸長位にする。

肘窩部の熱傷では肘関節伸展、前腕回外位とする。

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48-A-32 Brunnstrom法ステージの段階と脳卒中片麻痺の患側下肢の動きとの組合わせで正しいのはどれか。

1.Ⅲ——座位で膝屈曲位をとり、踵を床につけたままつま先を持ち上げる。

2.Ⅲ——座位で足裏を床上に滑らせて、膝を90°以上曲げる。

3.Ⅳ——立位で膝伸展位をとり、つま先を持ち上げる。

4.Ⅴ——立位で股関節を外転する。

5.Ⅵ——座位で下腿を内外旋する。

 

正答 5

1.1の動作ができるのはステージⅣである。

2.2の動作ができるのはステージⅣである。

3.3の動作ができるのはステージⅤである。

4.4の動作ができるのはステージⅥである。

5.正しい。

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48-A-33 脳卒中患者の摂食・嚥下障害で正しいのはどれか。

1.水分よりゼリーで誤嚥しやすい。

2.急性期より慢性期で高頻度に生じる。

3.座位よりリクライニング位で誤嚥が少ない。

4.片側の障害では非麻痺側に頸部を回旋する。

5.食事中むせなければ誤嚥はないと判断できる。

 

正答 3

1.ゼリーなどとろみのあるものの方が誤嚥しにくい。

2.急性期に高頻度に生じる。

3.正しい?

4.片側の障害では麻痺側に頸部を回旋することで、非麻痺側が広がり食物が通過しやすくなる。

5.咽頭喉頭の感覚障害がある場合は、むせがなくても誤嚥していることがある。

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48-A-34 脊髄完全損傷の機能残存レベルと到達可能なADLの組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

1.C4——ジョイスティック付電動車椅子走行

2.C5——ズボンの着脱

3.C7——自助具を用いての整容動作

4.T1——自動車への移乗

5.T10——短下肢装具を用いての歩行

 

正答 3、4

1.ジョイスティック付電動車椅子走行ができるのはC5である。C4で顎コントロール式や呼気コントロール式の車椅子走行ができる。

2.C5では丸首シャツの着脱はできるがズボンの着脱はできない。

3.正しい。

4.正しい。自動車への移乗はC7から可能である。

5.短下肢装具を用いての歩行は膝関節伸展筋(大腿四頭筋)が作用するL4で可能である。T10では腹筋が作用するため、骨盤帯付長下肢装具と松葉杖を用いての小振り歩行が可能である。

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48-A-35 脊髄損傷患者で異所性骨化の好発部位はどれか。

1.肘関節

2.手関節

3.手指MP関節

4.股関節

5.足関節

 

正答 4

異所性骨化は大関節(股関節、膝関節など)に発生しやすい。

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48-A-36 伝い歩きが可能なレベルの脊髄小脳変性症患者で姿勢バランスを崩す危険性が高いのはどれか。

1.閉脚立位

2.片膝立ち位

3.四つ這い位

4.タンデム肢位

5.踵接地でのしゃがみ位

 

正答 4

足を前後にした継ぎ足であるタンデム肢位は支持基底面が狭く不安定である。

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48-A-37 Duchenne型筋ジストロフィーで正しいのはどれか。2つ選べ。

1.関節拘縮は生じない。

2.知覚障害はまれである。

3.筋萎縮は遠位筋から始まる。

4.Gowers徴候が特徴である。

5.5歳ころまでに歩行不能になることが多い。

 

正答 2、4

1.筋力低下のため、頸部伸展、体幹側屈、足関節尖足などの関節拘縮をおこしやすい。

2.正しい。筋ジストロフィーは筋の壊死が生じる疾患であり、知覚障害は生じない。

3.筋萎縮は大殿筋や中殿筋など近位筋から始まる。

4.正しい。初期の症状としてGowers徴候(登坂性起立)が特徴である。

5.3~5歳までに発症し、歩行不能となるのは10歳前後である。

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48-A-38 軸索変性型のGuillain-Barre症候群で適切なのはどれか。

1.発症後1週間経過すれば高負荷の訓練は可能である。

2.γ-グロブリン大量療法中に運動療法は行わない。

3.下垂足に対して軽量の短下肢装具を作成する。

4.手内筋麻痺は3か月以内で回復する。

5.発症後6か月で症状は固定する。

 

正答 3

1.発症後2~4週間で症状がピークに達する。1週間では症状の進行中であり、負荷をかけることは禁忌である。

2.γ-グロブリン大量療法中は負荷に気を付けながら、関節可動域訓練などを行う。

3.正しい。軸索型は予後が不良であり、必要に応じて軽量の短下肢装具を作成することは適切である。

4.回復は4~6か月であるが、近位筋から遠位筋へ回復がみられる。

5.4~6か月かけてほぼ自然回復するが、軸索型では予後が不良で、6か月で症状が固定するとは言えない。

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48-A-39 遠城寺式乳幼児分析的発達検査で2歳0か月までに獲得されるのはどれか。

1.2語文を話す。

2.色の色別ができる。

3.左右の区別ができる。

4.自分の姓名を言うことができる。

5.シャツのボタンをかけることができる。

 

正答 1

1.正しい。

2.色の色別ができるのは3歳0か月である。

3.左右の区別ができるのは4歳8か月である。

4.自分の姓名を言うことができるのは2歳6か月である。

5.シャツのボタンをかけることができるのは3歳4か月である。

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48-A-40